【報告】第2回 稲積水中鍾乳洞プロジェクト / INAZUMI UNDERWATER CAVE PROJECT

投稿者:青木 優子

photo by 青木将人

稲積水中鍾乳洞プロジェクトの第2回目が開催されました!!
プロジェクトの詳細、そして昨年9月に実施された第1回目の報告はこちら。先に第1回目の報告を読んでから、第2回目のこの記事に戻るとよりわかりやすいかと思いますので、是非ご一読ください!

第2回稲積水中鍾乳洞プロジェクトは、2025年2月21日から26日の日程で行われました。
今回の探検も前回同様、水中だけではなく陸上洞窟も探索。水中では次回に向けての探検調査、撮影と記録、ケイブ内のポイントにそのポイント名を記したラインアロー(ケイブダイビングで使用する三角形の目印)の設置などを行いました。

第2回参加チームは、
・地球探検社(吉田勝次 , 竹内考騎 , サポート田畠英樹)
・Cave Explorer INAZUMI(大濱裕次)
・TDI JAPAN / Dive Proshop evis(加藤大典 , 入江秀毅 , 青木将人 , 青木優子)


参加者全員で♩ photo by 青木将人

ここからも写真いっぱいで臨場感たっぷりにお伝えしたいと思います!


え?ここ??なところから洞内に入っていきます photo by 青木将人


器材、シリンダーを台車でゴロゴロ運びます

そうして数百メートル進んだ先には、観光洞の終点「示現の渕」(示現とは奇跡という意味)。ここはケイブダイビングのエントリー口のひとつ。その名も “ABYSS of MIRACLE” 私の探検魂を掻き立てられるNo.1エントリー口でした!


皆さんご存知の洞窟探検家吉田氏が準備中

夜は夜で、測量用にラインに印を付けたり、ラインアローにポイント名を書いたりしました。
ポイント名を書きながら、ここってこんな感じのところだよねと自分の記憶と擦り合わせて、明日の設置に備えます。
果たして結果は!?(間違えていたらCave Explorer INAZUMI 大濱氏が正しい位置に置き直してくださいます。ほっ)


測量用のラインを巻き巻きしているところ


その同じ頃、大濱氏はタンクチャージに。本当に感謝の一言です! photo by 青木将人

事前準備をしっかりしてダイビングに臨みます。
この日は、撮影チーム・アロー設置チームに分かれて潜りました。


安全管理をする加藤氏

そして陸上洞窟の探検の様子も!


ケイバーチームの皆さん。大サンゴ洞を見上げてらっしゃいますね!私も見上げて、おおー高さがあるなーと感動していたのですが、なんと、なんと、
ここを上るそうです。凄すぎます。さすがです。


ひと足さきに帰った私はこの目では見られず!無念。 photo by 加藤大典

番外編でこちらの写真も!
植村直己冒険賞を受賞された吉田さんのお祝いもしました。吉田さん、おめでとうございます!!良い写真!


最後になりましたが、このプロジェクトに興味を持ってくださったあなた!
このプロジェクトは広く一般に参加者を募集しています。参加条件等の詳細はこちらをご確認ください。

そして、参加は難しいけれど、このプロジェクトの趣旨に賛同してくださる方へ


photo by 田畠英樹

この写真でメンバーが着ているTシャツを購入して頂きますと、売上の一部が稲積水中鍾乳洞の保全に活用されます。ご検討ください!
購入はこちらからどうぞ。リンク先はサイズLですが、S・M・L・XLと展開しています。


TDI / INAZUMI UNDERWATER CAVE PROJECT Tシャツについてのご案内 TDI JAPANは、稲積水中洞窟の調査活動を応援しています。 2024年、『日本国内で有数のケイブダイブサイトである稲積水中鍾...


ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
あれ?思ってたより水中写真が少ないなと思ったあなた!そうです!それは敢えてです!
今回撮った写真や動画は、SDI TDI ERDI PFI JAPANのFacebook・Instagramにて順次公開します。
見てもらいたい写真がたくさんありますので、ぜひフォロー・いいねをよろしくお願いします!!

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これからもこのプロジェクトは続きます。ご期待ください!

次回は2025年11月中旬に開催を予定しています。
参加希望の方はお早めにご連絡くださいませ。


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