ダイビング指導団体 SDI TDI ERDI JAPANが始動して一年が経ちました。
日本では、始まったばかりのマイナーな団体ですが、国際的にはメジャーなダイビング指導団体なのです。
とくにここ数年の躍進はすばらしく、世界中のインストラクターやダイバーに高く評価されています。
1/26~2/2の日程で、日本初となるインストラクタートレーナーワークショップを事務局のある名古屋で開催しました。私たちのインストラクタートレーナーは他のメジャー団体とくらべ、インストラクターの最終認定まで行える権限が与えられます。とても責任の大きなやりがいのある立場になります。
初回となる今回、IT(インストラクタートレーナー)を目指す、高い志の凄腕インストラクターが4名集まりました。
大阪からセブンシーズプラネットの久保さん中島さん、金沢からシードラゴンの村田さん、名古屋からevisの鐵本さんが参加しました。
インストラクタートレーナーを誰がトレーニングを行うのかというと、アメリカ本部から認定されたインストラクタートレーナーエバリュエーターという本部が認めた世界に10名ほどしかいない凄腕トレーナーたちが指導を行います。今回のワークショップの開催に向け、アメリカ副社長のポールさんに相談したところ、やはりITE(インストラクタートレーナーエバリュエーター)に認定されていて、最もアジアで活躍している韓国代表のトラビスさんが、適役とのことで、来日していただきました。トラビスさんは、前事務局のTDI JAPAN初代事務局長だった安原さんにたいへんお世話になったそうで、今度は新生日本事務局に力になりたいといつもサポートしてもらっています。
私、加藤も日本代表としていつかはエバリュエーターに選抜されるようにレベルを上げていきたいと思っています。
私たちの指導団体のインストラクションロジックはとても洗練されています。大切なことをきちんと、地域性にあわせてフレキシブルに。最高の講習を行えるようになります。
マイクロプレゼンテーションのエバリュエーション、ウォーターマンシップエバリュエーション、ウォーターセッションのエバリュエーション。
インストラクタートレーナーの使命は、個人の見解による評価ではなく、どのトレーナーからでも同じ評価を示せるように価値観を一致させていきます。それは、評価をするトレーナーはあくまで理念に基づいて、インストラクター候補生を評価しなければならないからです。つまり評価を得るのはトレーナー次第ではなく、インストラクター候補生は能力に応じてだれからも同じ評価を受けるべきだからです。
STREAMTRAILのマスコット、デイブ君も応援に来てくれました。
今回は名古屋の玄関口、名古屋駅でワークショップをメインで行いました。名古屋駅は再開発が進み、たくさんのグルメどころがあります。また今回の会場となったダイブプロショップevis名駅店のすぐ後ろには柳橋魚市場があり、新鮮な海鮮料理をいただくことができみんなで市場めぐりも楽しかったですね。
最終日は夕方にみんな各地へ戻られるので、最終日の前日には、名古屋ならではのひつまぶしのおいしい割烹へご招待しました。この日は事務局長の田中も合流しました。
最終日、ひとりずつエバリュエーターと面談。
晴れて、全員が新しいインストラクタートレーナーになりました。
最終日には神戸から、初代事務局長の安原さんも遊びに来てくれました。
また期間中、通訳として、安原さんの奥さまや、TDIインストラクターでもある津の近藤ドクターにもたいへんお世話になりました。みなさんに支えられ、少しずつ前進しています。これからも日本のダイビングがもっともっと楽しくなるように環境づくりに力を注いで参りたいと思います。本当にダイビングは楽しいです。これからもわくわくしましょう。
これで日本のアクティブなインストラクタートレーナーは、10名になりました。
私たちのインストラクターになりたい方、クロスオーバーをご希望の方は事務局または下記のトレーナーまでお問い合わせください。※それぞれの所有資格によって教えられるコースは異なります。
事務局 加藤、田原さん
シードラゴン 村田さん
ASDI 鷹野さん
ジャパンテックアカデミー トーマスさん
evis 鐵本さん
なみよいくじら 関藤さん
セブンシーズプラネット 久保さん 中島さん
ベントスダイバー 大原さん