SDI SOLO DIVER
ソロダイバー
多くのダイバーは、意図的であろうとなかろうと、ダイビング中に一人でいることに気づいたことがあるはずです。SDIのソロダイビングは、バディを伴わない自立したダイビングです。かつてはテクニカルダイビングと見なされ、ほとんどのダイビング教育機関には推奨されていなかったソロダイビングですが、現在は多くの経験豊富なダイバーや一部のダイビング教育機関は、適切なトレーニングを受け経験を積んだダイバーならばソロダイビングをすることを認めています。伝統的なバディダイビングの安全システムに依存するのではなく、ソロダイバーは自給自足のスキルを持ち、ダイビング中自らの安全に対して自分で責任を負わなければなりません。
SDIで最も人気のあるコースの一つであるソロダイバーコースでは、適切なダイビング計画、個人の限界、事故防止、ソロダイビングの利点、危険性、適切な手順などを重点的に学ぶことができます。また、ソロダイビングに必要な追加器材の正しい使用方法と組み立て方を学びます。このコースは、水中写真や水中ビデオ撮影をする方、スクーバダイビングの経験があまりないお子様やバディと一緒にダイビングする方などに最適なコースです。
どのような人のためのコースか
- SDIアドバンストダイバー(または同等)の認定があり、バディから独立して潜る方法を学びたい方
- バディチームでのダイビングスキルを強化したい方
コースの前提条件
- 21歳以上
- SDI アドバンストダイバーもしくは同等ランク
- 100回以上のダイブログ
このコースで学べること
- なぜソロダイブを行うのか?
- 誰がソロダイブをしなければならないのか?
- ソロダイビングにおける精神力
- ソロダイブすべきではない状況
- ソロダイビングの器材
- ソロダイブプランの立案と実施
- ナビゲーション
- ソロダイビングのエマージェンシーマネジメント
- SDIソロダイバー免責同意書とリスクの告知書 フォームの確認
このコースでやるべきこと
- 泳力スキル
- ダイビング条件に合わせて構成されたフル装備のスクーバ器材で200m(600ft)の水面移動
- スクーバスキル
- ダイビング前の適切なダイブプランニング
- 個々のガス消費量に基づく限界
- 正確なダイビングでノンストップリミットのプロファイル
- 事前に計画した範囲内で適切にダイビングを実施
- ソロダイビングに適した器材コンフィギュレ―ション
- 減圧状況表示器材のモニタリング(ダイブテーブル、コンピュータ、器材)
- ナビゲーションスキル
- 水中コンパスを使用したナビゲーションスキルの習得度確認
- 深度30m(100ft)以内でのバックアップレギュレーターもしくはベイルアウト呼吸源への切替えをデモンストレーション
- SMBの展開と水面用エアーホイッスルの使用
このコースで得られるもの
このコースを修了すると、以下の制限を守ることを条件にSDIインストラクターの直接の監督なしにソロダイビングを行うことができます。
- ダイビング内容が、トレーニング内容と同様
- 活動地域が、トレーニング環境と同様
- 環境条件が、トレーニング環境と同様
※このコースはSDIアドバンストダイバーデベロップメントプログラム、SDIマスターダイバーデベロップメントプログラムを修了するためのスペシャルティとしてカウントできます。
コースの認定要件
- 学科テストに合格すること
- 安全かつ効率的に海洋実習を行うこと
- ダイビングの計画と実行に関して適切な判断ができること
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