TDI SEMI-CLOSED CIRCUIT REBREATHER DIVER
セミクローズドサーキットリブリーザーダイバー
このコースは、TDI認可のセミクローズドサーキットリブリーザー(SCR)の使用を希望するレクリエーションダイバーのためのエントリーレベルの認定コースです。このコースの目的は、スポーツダイバーにSCRの利点、危険性、適切な使用手順をトレーニングすることです。
どのような人のためのコースか
- セミクローズドサーキットリブリーザーでボトムタイムを延長したい方
コースの前提条件
- 18歳以上(保護者の同意がある場合は15歳以上)
- TDIナイトロックスダイバー(このコースに組み込んでも良い)、もしくは同等ランク
このコースで学べること
このコースでは、TDIダイビングリブリーザー講習生用マニュアルとメーカーのマニュアルを使用することが必須です。
- リブリーザーの歴史と進化
- オープンサーキット、CCR、SCRの比較
- システムの機械工学
- ナイトロックスの再確認
- ガス生理学
- 公式計算/代謝計算
- ダイブテーブル
- ダイブコンピュータ
- トラブルシューティング
- ダイブプラン
このコースでやるべきこと
最大深度は、PO2が1.6atmを超えない範囲であること
- 適切なミックスガス分析
- プレダイブチェック(陽圧、陰圧、フローレート、バイパスレギュレーター操作、リリーフバルブ圧)を6回以上おこなう
- リークチェックとリペアのデモンストレーション
- Submatix ST100の呼気カウンターラングの整合性をデモンストレーション
- キャニスターへの吸収剤の適切な充填を2回以上(ExtendAirカートリッジを使用する場合でも、1回は粒子状の吸収剤をキャニスターへ充填すること)
- 適切な組み立てと分解を実施(Azimuthは6セット以上、DragerとSubmatix ST100は4回以上)
- ダイビング前での適切なダイブプラン立案
- 事前に計画した範囲内で適切にダイビングを実施
- システム障害から適切に回復し、ステーショナリーベイルアウトへの切り替えるシナリオを2回以上遂行する
- システム障害からベイルアウト、ホバリングへと適切に回復するシナリオを2回以上実施し、そのうち1回はオープンサーキットへの切り替えとダイビングの継続、安全 停止を行う。(直接の浮上はオープンサーキットへ切り替えた時点で開始しなければならず、また、深度20m(60ft)を超える位置からおこなってはいけない。)
- ベイルアウトシナリオの後に、適切なホースクリアテクニックをおこなう
- Azimuth使用者に限り、切り替えスイッチを2回以上操作
- PO2モニタリング装置をユニットに設置している場合は、全てのダイビングにおいて、適切な PO2モニタリングをおこなう
- ガス消費量を最低限に抑えた、適切なマスククリア
- バディのエア切れしたシナリオにおいて、安全かつ適切に対処できなければならない。その際、バディもSCRユニットを使用していることが望ましい。
- 事前に決めた水深にて安全停止を実施
- リブリーザーを適切にクリーニング及びメンテナンス(ループ内の消毒を含む)
このコースで得られるもの
- 最大深度40m(130ft)以内かつ減圧停止不要潜水に限り、Dolphin、Ray、Submatix ST100、Azimuth、Explorerを使用したダイビングを行うことができる。なお、使用するミックスガスの酸素濃度は、保有する資格の範囲内でなければならない。
コースの認定要件
- 学科テストに合格すること
- 安全かつ効率的に海洋実習を行うこと
- ダイビングの計画と実行に関して適切な判断ができること
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