SDI ソロダイバーインストラクターコース開催報告

投稿者:加藤 大典


10/20~21で西伊豆のSDI TDIファシリティ「獅子浜ダイビングサービス」にて、ダイブプロフェッショナル向けにソロダイバー・ソロインストラクターコースを開催いたしました。
事前にマニュアルをお送りして予習していたただき、学科プレゼンのリハーサルをZOOMで行い、万全の態勢で、二日間のコースを開催しました。





ソロダイビングというと、ダイビングでは禁止的なイメージが強いと思います。

しかし、あらゆるダイビングを考えてみてください。
水中写真のためにバディと離れ一人だけ残って撮影したり、またははぐれたり。。
わざと一人になることも、想定外に一人になることだってあります。
また、ダイビングの目的のために、単独潜水が必要な場合や単独潜水の方が有利な場合もあります。

つまりソロダイビングについて正しい知識とスキルやノウハウを習得しておくことはあらゆる場面を想像するとダイバーにとって必要なことであるといえます。
SDIソロダイバーコースは、アドバンストダイバーで、100ダイブ以上の経験をつんだダイバーが参加できるコースなのですが、言い換えると、アドバンスト100ダイブ以上のダイバー全員が受講してほしいコースなのです。

今回の参加者の中には、ダイビングインストラクター歴30年以上の大ベテランの方で、普段ダムや湖での単独潜水業務を行う方が、ダイバーコースだけ参加されました。普段の経験で、なんとなくリスクと感じていたことが、より明確になり、より安全なスタイルにアップデートできたとご満足いただけました。

ぜひインストラクターやガイド、潜水業務に関わるダイブプロフェッショナルのみなさんにも、このソロダイバーコースに参加をおすすめします。





このソロダイバーコースには、『個人限界範囲』、『コンフォートゾーン』など、ソロダイビングならではの用語が出てきます。その意味をコースに参加して理解することで、いままで誤解していたソロダイビングのイメージが変わり、普段のダイビングの中で、真の自立ダイバーとして、活動ができるようになります。SDIソロダイバーは最高のバディになるという文章がマニュアルに出てきます。ぜひ参加して自分の安全のためにも、バディのためにもソロダイバーコースで真の自立ダイバーのマインドを理解してみてください。

SDI JAPANでは、スタンダードのトレーニング以外にも、真の自立ダイバーを理解してもらえるように、中層での器材脱着やトラブルシナリオトレーニングなども行い、安全潜水の本来の意味を理解してもらえるような充実した内容を推奨しています。


現在、SDIソロダイバーコースが開催できるダイブセンターをリストしておきます。
★はインストラクターコース開催可能店です。

山形県
アーバンスポーツ
東京
DIVEZONE TOKYO
神奈川
Explorer's Nest  ★
スティングレイジャパン
テクニカルダイビングセンタージャパン
愛知
●SDITDIERDI JAPAN  ★
evis  ★
沖縄
ベントスダイバーズ



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